こんにちは。canteraライフキャリアのSINOです。突然ですが、あなたは「不思議な体験」をしたことはないでしょうか。 運よく危機から救われたとか、何かに導かれたとか。自分の力以外のサポートを受けて、良い結果を得られたというような、そういう経験はありませんか。
私たちは見えない存在に守られている
高校時代のある不思議な体験
私は過去に、たびたび不思議な体験をしています。高校時代の出来事を、お話ししましょう。帰宅途中でした。青信号の横断歩道を自転車で渡っていた私。私が歩道を通過するのを待っている左折車。ちょうど歩道の真ん中に差し掛かったときでした。その車が、急に私を目掛けて加速し、突進してきたのです。足がすくみました。身体は硬直してフリーズしました。「もうダメだ…」そう思いました。
不思議でした。何かの力が働いて、私の左足が「ググッ」と強く押し込まれました。ペダルが深く踏み込まれて、自転車が前に押し出された。前の歩道にギリギリたどり着き、私は無事でした。
その様子を見ていた人が、私にこう言いました。「いま、ほんとに危なかった。びっくりしたよ。助かって良かったな。」背後ほんの数センチの差で、命拾いをしたということを知ったのです。あのとき、私の膝を押し込んでくれたのは、誰だったのだろうか。「見えない誰かに助けられた」出来事です。
神様だけが守護じゃない
見えない守護-祖先への感謝-
私たちには、それぞれを見守ってくれる守護の存在があります。守護というと、神社に祀られている神様のことと思いがちですが、決してそうとも限りません。亡くなった祖父母、親戚、自分が知らない遠いご先祖様、お世話になった方々…。私たちは日常の中で、そういった方々の存在への意識と、感謝の気持ちを忘れてはいけません。
神社への参拝は、そのうちのひとつの手段に過ぎないのです。いちばん自分に身近かな存在は、氏神様だけに限りません。私たちのルーツであるご先祖様もいらっしゃることを、忘れてはいけないのです。ですから、ご先祖様への感謝を欠かさないようにしましょう。神社参拝を懸命に続けているけれど、お墓参りを全然していない。仮にそのような方がいらっしゃるならば、あなたを誰よりも見守っている、祖先の存在をお忘れではないでしょうか。
出雲の龍神様とのエピソード
初めて島根県出雲地方を訪れたのは、2024年11月です。素戔嗚と天照大神が祀られる日御碕神社。こちらの神社への参拝は、私の念願でした。その日、驚くべき奇跡的な超自然現象に、私は出会っていました。ですが、そのときは、まるで気づかずでした。
私がこの写真を写したきっかけは、大空にはばたくウミネコ。神々しく張り詰めた境内の空気。私は深呼吸をしながら、大空を見上げたとき、一羽のウミネコが飛んでいました。流々と白雲が立ち込めた青空。一羽のウミネコは、とても気持ち良さそうに飛んでいました。その姿が素敵で、スマホで2枚の写真を撮りました。
龍神様がお姿を見せてくださった意味
撮影からすでに6年が経過。コロナ感染拡大による自粛期間中のことでした。今年は出雲に行けないなぁと、導かれるように過去の写真をパソコンで見返していました。そのとき、真っ白な龍の姿が目の前に飛び込んできたので、本当に驚きました。私にとって日御碕神社はご縁を感じる神社。2014年の初参拝以来、毎年のように参拝を続けています。
出雲の龍神様との出会い。偶然じゃない、そう感じました。日々の小さな感謝を積み重ねの結果です。祖先への敬意と氏神様への感謝を忘れずに生活してきました。振り返ってみると、この写真を写した翌月、私はキャリアコンサルタントとして新しい仕事と出会いました。新たなスタートを切ったのタイミングと一致しています。私の人生の新しい扉を開く後押しを、こんなに壮大な力がサポートしてくださっていた。そう知ったとき、この感謝の気持ちを、世の中に恩返しをしようと思いました。
日本人らしさは、龍神を呼ぶ
スピリチュアルへの興味より、日本人としてきちんと生きよう
見えないものを信じることを、単なるスピリチュアルと思わないことです。日本は、もともと自然や神々しい「気」に守られた国なのです。私たちの祖先は、見えない力に感謝し、その存在を信じながら生活してきました。
願うだけで「運」に恵まれることはありません。地に足をつけて、現実を歩むことが何よりも大事です。日々の努力を積み重ねる生き方が、結果として、自然の力を呼び寄せると理解しました。
私がこの龍神様のお姿を写真に収めたこと。この写真に気づくように、導びかれたこと。すべて、偶然の奇跡です。
龍神信仰していたとか、龍神への引き寄せ願望もありませんでした。おそらく、地域への貢献活動や、氏神様への感謝を込めた暮らしを続けてきたなかで、自然とそのお姿を見せてくださったのだと思っています。心強さと、有難さを感じたこの奇跡のような出来事の恩返しとして、これからの私は、いったい何ができるのか。これからの人生を輝かせる私の道は、社会への貢献です。
「感謝と行動」が未来をつくる
見えない存在は、私たちが誠実に、努力を積み重ねながら生きていく姿を必ず見ています。日常の中で、祖先や守護の存在を意識しながら、自分が何が出来るのかを考え、行動し続けること。これがとても大事なのです。
困難に遭遇することもあるでしょう。そんなときは、焦らずいまの自分が出来ることをする。改善を図りながら、長い目で見て先を見ながら、前に進んでいくことです。神様は自然と応えてくれます。
見えない力と共に歩む人生
いまは、ひとりで孤独を感じてしまうような方も、多くいらっしゃるかと思います。そう思ってしまうときは、ぜひ思い出してみてください。人は誰でも、守られているのです。目には見えずとも、あなたを見守る存在に気づくこと。人が人生を豊かに生きるためには、それがとても大事です。孤独な人などいません。あなたも、守護の存在に感謝し、周囲に貢献する生き方を始めてみませんか? 神社参拝だけでなく、お墓参りやご先祖様への感謝も忘れずに。そのような心の姿勢が、運を呼び込み、人生を豊かにしてくれるのです。