自然美への感謝と、自分らしさ

こんにちは。canteraライフキャリアのSINOです。
さて、突然ですが、最近、気持ちがなぜか上向きにならないなぁという方いませんでしょうか。「現状に満足できない。」「自分の人生、こんなはずじゃなかったのに。」「これでいいのかな」。こんなふうに、自分に問いかけて、理想と現実のギャップに疲れてしまっていませんか。

本当はもっと自分らしく生きたいし、心から豊かさを感じたい。だけど、どうしたらいいのかわからない―。こういうことは、誰にでもありますよね。でも、そんな時こそ、ほんの少しだけ意識を外に向け、自然美に触れてみることが大事なのかもしれません。

見逃されがちな、自然美に触れる瞬間

あなたは、最近、自然の美しさに触れた瞬間を思い出すことができますか。例えば…夕焼けの空をぼんやり見上げたとき、その美しさに心が震えたこと。月明りの空を見上げたとき、物思いにふけたこと。庭先の小さな花がひっそりと咲いているのに気づいて、かわいいなと感じたこと。そんな些細な瞬間に、心がほっとする気持ちになったこと、ありますか。

これらは一見、取るに足らないような瞬間です。しかし、日常の中で自然の美に気づく力は、私たちの心をリセットしてくれます。この瞬間こそが、私たちに前向きなエネルギーを取り戻してくれるのです。あなたの五感を研ぎ澄ませ、小さな幸せを探してみる習慣を持つことが、あなたらしさを取り戻す第一歩になります。

自然美への感謝が、自分を輝かせる

神道では、すべてのものに「神が宿る」とされています。見渡せば、私たちの周囲には、豊富な自然があります。空があり、雲があり、そこには鳥が飛んでいる。周辺の植物には、実が付き花が咲き、そこには昆虫が暮らしています。さらに、風がそよぎ、見えずとも私たちは空気に満たされている。これら、日常のあらゆるものに、意識して感謝をする心を持つこと。そうすることで、私たちの心身のエネルギーまでもが、次第に満たされてきます。そして、自分らしさが見えてくるのです。

日常の慌ただしさの中で、ふと足を止めてみましょう。この瞬間に、心を開いてみませんか？

自分を支える力の存在に気づく

「ありがとう」という小さな言葉は、他者や社会とのつながりを深めます。感謝は、誰かのためだけでなく、自分自身の心も満たしてくれます。例えば、何気ない一日を振り返って「あの人に助けられたな」と感じたら、次はあなたが誰かを助ける番かもしれません。

また、自然の美しさにも感謝する心をあえて持つことで、心はさらに豊かになります。夕焼けの空に染まるオレンジ色や、そよ風が運ぶ花の香り。「ありがとう」とつぶやいてみてください。その瞬間、自然も私たちの心をそっと支えてくれていることに気づくでしょう。社会や自然への感謝の心は、周囲に貢献する力を育み、最終的に自分を支える力になるのです。

「今、ここ」に生きることの大切さ

「あの時、失敗していなかったら、こんな今の自分じゃなかった」とか「もう自分はダメだ」とか。過去の後悔や、未来への不安にとらわれていませんか。失敗や後悔は、誰にでもあります。しかし、未来を明るく照らすためには「今この瞬間」に集中することがなにより大事です。理由は、過去の経験はすべて、未来の自分へ向けた糧になるからです。

どれだけ過去を悔やんでも、過去は変えられません。しかし「今」できることを見つけて、全力を注げば、未来は確実に変わります。不安や後悔に囚われていると、行動する力が奪われてしまいます。「今、ここ」に集中することで、自然や人とのつながり、周囲の支えに気づくことができます。誰かからのさりげない優しさに、感謝できる瞬間が増えていくでしょう。これまで気づかなかった豊かさや、可能性に目を向けらるのです。その積み重ねが、あなたの未来を照らす力になります。あなた自身を支える力になるのです。

今、目の前にあることを全力で楽しむように、なんて言われても、「楽しむことなんてできない」という方もいるかもしれません。でも、どんなに辛いことも、捉え方を変えながら取り組むことで、心に余裕が生まれます。そして、その余裕が、次の一歩を踏み出すためのエネルギーを与えてくれるのです。

自然美の中にある、小さな幸せを見つけよう

「自分らしさをみつけたい。」それならば、まず、周囲に目を向け、自然の美しさに気づく。そんな小さなことから、はじめてみてはいかがでしょう。１日の終わりに空を見上げて、夕焼けの色に心を委ねるのも、いいかもしれません。週末の散歩中に季節の花を見つけて、心の中でその美しさに感謝する。日常の中にある「気づき」や「感謝」を大切にすることで、人生は少しずつ変わり始めます。周りの豊かさに目を向け、感謝の気持ちを持ち続けることで、心に余裕が生まれ、あなたの人生も豊かさに満ちたものとなるでしょう。